映画への出演は、ナレーションに初挑戦した「明日への遺言」(小泉堯史監督、来年3月公開)に続き3度目
俳優の竹野内豊(36)が、米の児童文学を原作にした映画「あの空をおぼえてる」(冨樫森監督)に主演することが16日、分かった。2001年公開「冷静と情熱のあいだ」(中江功監督)以来、6年ぶり2度目の映画主演。日本の地方都市を舞台に、家族に起こった悲劇ときずなを描く作品で、竹野内は2人の子供の父親を演じる。妻役に水野美紀(33)。来年5月公開予定。
「あの空をおぼえてる」は、米作家のジャネット・リー・ケアリーによる同名小説が原作。同書は長男が妹に書き続けた手紙で構成され、家族愛を描いた作品。日本でも2003年に刊行された。
映画では、日本の地方都市で写真館を営む父親(竹野内)が主人公。ピアノ教師の妻(水野)、小学4年の息子、幼稚園の娘と幸せに暮らしていたが、ある日、悲劇が起こる。
竹野内は香港女優ケリー・チャン(35)と共演したラブストーリー「冷静と情熱のあいだ」以来の映画主演。興収27億円とヒットし、竹野内は映画初主演ながら日本アカデミー賞の優秀主演男優賞も受賞した。
映画への出演は、ナレーションに初挑戦した「明日への遺言」(小泉堯史監督、来年3月公開)に続き3度目。ドラマ中心に活動しており、韓国女優チェ・ジウとの「輪舞曲」(06年)、渡哲也との「家族」(同)など話題作に立て続けに出演。熱血教師役の「ヤンキー母校に帰る」(03年)、清朝最後の皇帝の弟を演じた「流転の王妃 最後の皇弟」(同)など幅広い演技を披露してきた。
映画への思い入れは強く、黒澤明組だった小泉監督による「明日―」では、「何らかの形でかかわりたい」と“直談判”したほど。竹野内は「久しぶりの映画出演になりますが気負うことなく、映画ならではの空気感を楽しみながら取り組んでいきたい」と話した。
竹内結子(27)の主演映画「星に願いを。」(03年)も手がけた冨樫監督は「ナイーブな感性を要求される役で、竹野内さんのイメージにピッタリと思いオファーした。共演者への心配りをはじめ、映画全体を考えることが出来る素晴らしい方」と期待している。今月下旬にクランクインする。
「あの空をおぼえてる」は、米作家のジャネット・リー・ケアリーによる同名小説が原作。同書は長男が妹に書き続けた手紙で構成され、家族愛を描いた作品。日本でも2003年に刊行された。
映画では、日本の地方都市で写真館を営む父親(竹野内)が主人公。ピアノ教師の妻(水野)、小学4年の息子、幼稚園の娘と幸せに暮らしていたが、ある日、悲劇が起こる。
竹野内は香港女優ケリー・チャン(35)と共演したラブストーリー「冷静と情熱のあいだ」以来の映画主演。興収27億円とヒットし、竹野内は映画初主演ながら日本アカデミー賞の優秀主演男優賞も受賞した。
映画への出演は、ナレーションに初挑戦した「明日への遺言」(小泉堯史監督、来年3月公開)に続き3度目。ドラマ中心に活動しており、韓国女優チェ・ジウとの「輪舞曲」(06年)、渡哲也との「家族」(同)など話題作に立て続けに出演。熱血教師役の「ヤンキー母校に帰る」(03年)、清朝最後の皇帝の弟を演じた「流転の王妃 最後の皇弟」(同)など幅広い演技を披露してきた。
映画への思い入れは強く、黒澤明組だった小泉監督による「明日―」では、「何らかの形でかかわりたい」と“直談判”したほど。竹野内は「久しぶりの映画出演になりますが気負うことなく、映画ならではの空気感を楽しみながら取り組んでいきたい」と話した。
竹内結子(27)の主演映画「星に願いを。」(03年)も手がけた冨樫監督は「ナイーブな感性を要求される役で、竹野内さんのイメージにピッタリと思いオファーした。共演者への心配りをはじめ、映画全体を考えることが出来る素晴らしい方」と期待している。今月下旬にクランクインする。
台湾で、金鉱として栄えた九●(=にんべんに分)(きゅうふん)。その栄枯盛衰を描いたドキュメンタリー映画「風を聴く 台湾・九●物語」が10月、東京と横浜で公開
日本統治下の台湾で、金鉱として栄えた九●(=にんべんに分)(きゅうふん)。その栄枯盛衰を描いたドキュメンタリー映画「風を聴く 台湾・九●物語」が10月、東京と横浜で公開される。映画で案内役を務める江両旺さん(80)は、「古き良き台湾を知り、歴史の鼓動に触れてほしい。九●は日本人の軌跡でもあるのだから」と映画に託す思いを語る。
九●は、金脈が発見された清朝末期の1893年以降、ゴールドラッシュに沸いた。「金脈を当てれば一夜で大金持ち。当時は酒場が軒を連ね、金塊がチップとして大盤振る舞いされた。『上品送九● 下品送台北(上等な品は九●へ、下級品は台北へ送れ)』といわれ、街には活気と欲望が渦巻いていた」
往事を知る江さんによれば、最盛期の日本統治時代は年間数トンの金を産出し、総督府は市価を上回る価格で買い上げて産業を育成した。しかし、戦火が激しさを増す中、日本軍は方針を変えて銅を求め、採掘は下火となった。戦後、生産は再開されたものの、台湾に逃れてきた中国国民党は専売制度を敷いて利益を吸い上げ、「九●ドリーム」は色あせた。金脈は枯れ、1971年に廃坑、街は急速に寂れたという。
観光地として息を吹き返すきっかけとなったのは、台湾映画の名作といわれる「悲情城市」(89年)のロケ地となったこと。狭く曲がりくねった石畳の道に並ぶ古びた食堂などが現代人の郷愁を誘い、週末にはカップルや家族連れでごった返す。アニメーション映画「千と千尋の神隠し」(宮崎駿監督)のモデルとされ、日本での知名度も上がり、今や台湾観光の“目玉的存在”だ。
生まれ変わった九●を見渡しながら、江さんは、金鉱で働き、国民党独裁下で辛酸をなめ、時代の変化に翻弄(ほんろう)されてきた人生を振り返り、「繁栄を長続きさせたい。それが唯一の望みです」と話す。
映画は日本人の林雅行監督が手がけ、エンディングには、九●の金鉱主だった故・顔恵民氏の娘で歌手の一青窈さんが、父との思い出を歌う曲が流れる。映画は日台文化交流の新たな架け橋として期待されそうだ。
●=「にんべん」に「分」
九●は、金脈が発見された清朝末期の1893年以降、ゴールドラッシュに沸いた。「金脈を当てれば一夜で大金持ち。当時は酒場が軒を連ね、金塊がチップとして大盤振る舞いされた。『上品送九● 下品送台北(上等な品は九●へ、下級品は台北へ送れ)』といわれ、街には活気と欲望が渦巻いていた」
往事を知る江さんによれば、最盛期の日本統治時代は年間数トンの金を産出し、総督府は市価を上回る価格で買い上げて産業を育成した。しかし、戦火が激しさを増す中、日本軍は方針を変えて銅を求め、採掘は下火となった。戦後、生産は再開されたものの、台湾に逃れてきた中国国民党は専売制度を敷いて利益を吸い上げ、「九●ドリーム」は色あせた。金脈は枯れ、1971年に廃坑、街は急速に寂れたという。
観光地として息を吹き返すきっかけとなったのは、台湾映画の名作といわれる「悲情城市」(89年)のロケ地となったこと。狭く曲がりくねった石畳の道に並ぶ古びた食堂などが現代人の郷愁を誘い、週末にはカップルや家族連れでごった返す。アニメーション映画「千と千尋の神隠し」(宮崎駿監督)のモデルとされ、日本での知名度も上がり、今や台湾観光の“目玉的存在”だ。
生まれ変わった九●を見渡しながら、江さんは、金鉱で働き、国民党独裁下で辛酸をなめ、時代の変化に翻弄(ほんろう)されてきた人生を振り返り、「繁栄を長続きさせたい。それが唯一の望みです」と話す。
映画は日本人の林雅行監督が手がけ、エンディングには、九●の金鉱主だった故・顔恵民氏の娘で歌手の一青窈さんが、父との思い出を歌う曲が流れる。映画は日台文化交流の新たな架け橋として期待されそうだ。
●=「にんべん」に「分」
札幌国際短編映画祭「SAPPOROショートフェスト2007」(実行委員会、札幌市主催、北海道新聞社共催)の授賞式が十六日、札幌東宝プラザ(中央区)で
第二回札幌国際短編映画祭「SAPPOROショートフェスト2007」(実行委員会、札幌市主催、北海道新聞社共催)の授賞式が十六日、札幌東宝プラザ(中央区)で開かれ、作品部門のグランプリには、ドイツの「Fair Trade」(マイケル・ドレーヤー監督)が輝いた。
「Fair Trade」は、スペインとモロッコを舞台に、赤ん坊を人身売買で買った女性と仲立ちした男とのやりとりを描いた。監督や制作者が対象のフィルムメーカー部門のグランプリには、六作品を出品した英国のサイモン・エリス監督が選ばれた。
グランプリ以外の二十の賞も発表され、子供向け作品を対象にした最優秀チルドレン・ショート賞が札幌の河部勝敏さん(29)の「『クロマメ』魔法のつえ」に、最優秀国内作品賞が岡田信也さん(39)=東京都=の「おはよう」に贈られた。
「Fair Trade」は、スペインとモロッコを舞台に、赤ん坊を人身売買で買った女性と仲立ちした男とのやりとりを描いた。監督や制作者が対象のフィルムメーカー部門のグランプリには、六作品を出品した英国のサイモン・エリス監督が選ばれた。
グランプリ以外の二十の賞も発表され、子供向け作品を対象にした最優秀チルドレン・ショート賞が札幌の河部勝敏さん(29)の「『クロマメ』魔法のつえ」に、最優秀国内作品賞が岡田信也さん(39)=東京都=の「おはよう」に贈られた。
、「もっとも感動した映画」は1994年公開の『ショーシャンクの空に』
英HMVが来店客を対象に行った調査で、「もっとも感動した映画」は1994年公開の『ショーシャンクの空に』であるとの結果が出た。この調査は2,000以上もの作品の中から、もっとも感動した映画に投票してもらうというもの。僅差で『シンドラーのリスト』、『フォレスト・ガンプ 〜一期一会』が上位3作にランクインした。
『ショーシャンクの空に』はスティーヴン・キングの小説『刑務所のリタ・ヘイワース』の映画化。ティム・ロビンス扮する銀行員アンディが身に覚えのない罪でショーシャンク刑務所に投獄されるところから物語は始まる。腐敗しきった刑務所の内部で最初は孤立していたアンディだったが、モーガン・フリーマン演じる"レッド”という盟友を得て、受刑者の、ひいては看守の信頼を獲得、自らの運命を切り開いていく。
第67回アカデミー賞7部門にノミネートされるも、賞はすべて同年公開の『Forrest Gump(フォレスト・ガンプ /一期一会)』が総獲り。しかしビデオ化されるや口コミで評判が広まり、今もなお"不朽の名作”の名を欲しいままにしている。
次点は、1,000人以上ものユダヤ人の命を救ったドイツ人オスカー・シンドラーの実話を綴った『シンドラーのリスト』、そして前述の『フォレスト・ガンプ/一期一会』が続く。
英HMVのDVD部門顧問Charles Fotheringham氏は、「『ショーシャンクの空に』はいかに映画が永い間、人々を感動させられるかを表すこれ以上ない例だ」と話す。
10位までのランキングは以下のとおり。年号は英国での公開年度。
順位 原題 邦題
1 The Shawshank Redemption (1994) ショーシャンクの空に
2 Schindler's List (1994) シンドラーのリスト
3 Forrest Gump(1994) フォレスト・ガンプ/一期一会
4 It's a Wonderful Life(1947) 素晴らしき哉! 人生
5 Billy Elliot(2000) リトル・ダンサー
6 Braveheart (1995) ブレイブハート
7 The Green Mile (2000) グリーンマイル
8 Erin Brockovich (2000) エリン・ブロコビッチ
9 Titanic (1998) タイタニック
10 Star Wars: Return of the Jedi (1983) スター・ウォーズ ジェダイの復讐
『ショーシャンクの空に』はスティーヴン・キングの小説『刑務所のリタ・ヘイワース』の映画化。ティム・ロビンス扮する銀行員アンディが身に覚えのない罪でショーシャンク刑務所に投獄されるところから物語は始まる。腐敗しきった刑務所の内部で最初は孤立していたアンディだったが、モーガン・フリーマン演じる"レッド”という盟友を得て、受刑者の、ひいては看守の信頼を獲得、自らの運命を切り開いていく。
第67回アカデミー賞7部門にノミネートされるも、賞はすべて同年公開の『Forrest Gump(フォレスト・ガンプ /一期一会)』が総獲り。しかしビデオ化されるや口コミで評判が広まり、今もなお"不朽の名作”の名を欲しいままにしている。
次点は、1,000人以上ものユダヤ人の命を救ったドイツ人オスカー・シンドラーの実話を綴った『シンドラーのリスト』、そして前述の『フォレスト・ガンプ/一期一会』が続く。
英HMVのDVD部門顧問Charles Fotheringham氏は、「『ショーシャンクの空に』はいかに映画が永い間、人々を感動させられるかを表すこれ以上ない例だ」と話す。
10位までのランキングは以下のとおり。年号は英国での公開年度。
順位 原題 邦題
1 The Shawshank Redemption (1994) ショーシャンクの空に
2 Schindler's List (1994) シンドラーのリスト
3 Forrest Gump(1994) フォレスト・ガンプ/一期一会
4 It's a Wonderful Life(1947) 素晴らしき哉! 人生
5 Billy Elliot(2000) リトル・ダンサー
6 Braveheart (1995) ブレイブハート
7 The Green Mile (2000) グリーンマイル
8 Erin Brockovich (2000) エリン・ブロコビッチ
9 Titanic (1998) タイタニック
10 Star Wars: Return of the Jedi (1983) スター・ウォーズ ジェダイの復讐
森山良子(59)が俳優、藤田まこと(74)の主演映画「明日への遺言」(来年3月1日公開、小泉堯史監督)の主題歌
歌手、森山良子(59)が俳優、藤田まこと(74)の主演映画「明日への遺言」(来年3月1日公開、小泉堯史監督)の主題歌を手掛けることが16日、分かった。森山が映画主題歌を書き下ろしたのは初めて。脚本を読んで泣き、収録現場に足を運んで藤田の演技を目の当たりにし、試写を見て再び泣いた森山が、その思いを詞と曲にぶつけて、バラード曲「ねがい」を完成させた。
◇
森山が1人の男の生き方に感銘を受け、デビュー40年目にして、初めて映画のために主題歌を書き下ろした。
きっかけは、成城高校の先輩で映画プロデューサー、黒澤久雄氏(61)を通じて面識のあった小泉監督からの熱烈ラブコールだった。
小泉監督は「さとうきび畑」「涙そうそう」など、言葉を大切に歌ってきた森山の説得力のある歌声にほれぬいた。15年前から企画し、自ら脚本を書き上げた思い入れたっぷりの作品の主題歌を、どうしても森山に書いてほしかったという。
オファーを受けた森山は、脚本を読んで涙した。そこに綴られていたのは、太平洋戦争末期、名古屋を空爆後、撃墜された米軍機の搭乗員の処刑を命じた責任を問われ、軍事裁判にかけられた岡田資(たすく)中将の物語だった。
一般民衆への無差別爆撃の責任は誰が負うべきなのか? 法廷で自己の信念を曲げることなく主張し、平和への思いを後世に託して絞首刑となった男の生き様に共感し、家族への情愛に涙した。今夏には撮影現場にも足を運び、熱演する藤田を目の当たりにし、その思いを強くした。
「脚本を読んで泣き、試写を見て泣きました。平和への思いを後の世に託して、久遠の命と愛情を家族にしっかりと手渡して逝った主人公の、潔い美しい生き様に感動しました」と森山。その思いを、そのまま作詞作曲した。
♪闇と光をかけぬけながら 命は何を叫ぶだろう くり返す悲しみに負けないあしたに ねがいを 清らかなねがいを 青い星に…。
完成した「ねがい」を聴いた小泉監督は「映画の心を清明な言葉に託し素敵なメロディーに乗せてくださいました。心より感謝しております」。藤田も「(劇中の)妻を思う気持ちや、妻が夫に対する愛情の深さを考えながら曲を聴かせていただきました。映画に合った素晴らしいもので、とても感動しました」。
9月17日は主人公の58回目の命日。信念に生きた1人の男の人生が、歌でよみがえる。
◇
森山が1人の男の生き方に感銘を受け、デビュー40年目にして、初めて映画のために主題歌を書き下ろした。
きっかけは、成城高校の先輩で映画プロデューサー、黒澤久雄氏(61)を通じて面識のあった小泉監督からの熱烈ラブコールだった。
小泉監督は「さとうきび畑」「涙そうそう」など、言葉を大切に歌ってきた森山の説得力のある歌声にほれぬいた。15年前から企画し、自ら脚本を書き上げた思い入れたっぷりの作品の主題歌を、どうしても森山に書いてほしかったという。
オファーを受けた森山は、脚本を読んで涙した。そこに綴られていたのは、太平洋戦争末期、名古屋を空爆後、撃墜された米軍機の搭乗員の処刑を命じた責任を問われ、軍事裁判にかけられた岡田資(たすく)中将の物語だった。
一般民衆への無差別爆撃の責任は誰が負うべきなのか? 法廷で自己の信念を曲げることなく主張し、平和への思いを後世に託して絞首刑となった男の生き様に共感し、家族への情愛に涙した。今夏には撮影現場にも足を運び、熱演する藤田を目の当たりにし、その思いを強くした。
「脚本を読んで泣き、試写を見て泣きました。平和への思いを後の世に託して、久遠の命と愛情を家族にしっかりと手渡して逝った主人公の、潔い美しい生き様に感動しました」と森山。その思いを、そのまま作詞作曲した。
♪闇と光をかけぬけながら 命は何を叫ぶだろう くり返す悲しみに負けないあしたに ねがいを 清らかなねがいを 青い星に…。
完成した「ねがい」を聴いた小泉監督は「映画の心を清明な言葉に託し素敵なメロディーに乗せてくださいました。心より感謝しております」。藤田も「(劇中の)妻を思う気持ちや、妻が夫に対する愛情の深さを考えながら曲を聴かせていただきました。映画に合った素晴らしいもので、とても感動しました」。
9月17日は主人公の58回目の命日。信念に生きた1人の男の人生が、歌でよみがえる。